Favorite Love~本命は一番近くにいた~
「あー。どうも。お久しぶりっす。コレ、また後でみんなで食べましょう。」

亜輝が恵梨香さんに大橋屋のロールケーキを渡してる。
セレブ御用達の最近流行の有名なヤツだ。

「で?理輝の彼女は?」

「あー。今ね。スープよそってもらってて。もうできるからこっちへみなさんどうぞ。」

キッチンの横にはダイニングがあって、テーブルが2脚ほど並ぶようになってる。

ダイニングに入ると、結菜がテーブルにスープ皿を並べていた。

顔を上げて誰かが1人いることに気づき、ペコリと頭を下げた。

「はじめまして。岡村結菜と申します。って…え…?」

一瞬固まった。

「あの…」

亜輝はニコッと笑って手を出した。

「かわいいじゃん。結菜ちゃん。」

「え?やっぱり!AKI!…さん。ですよね?」

「バレちゃった?」

亜輝がペロッと舌を出した。

またそんなことして。
結菜のやつ…絶対赤くなって…

って思ったけど…
意外とそんなことなくて、亜輝の手を普通に握って握手してる…
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