Favorite Love~本命は一番近くにいた~
「うん。まあ…父さんとは仲いーけどね。」

「そうなんだ…なんか…いろいろ苦労してんのね…」

女にこんな話しするなんて…

「まあね。こんな俺に毎食おいしいごはん届けてやろーって気にはなんねえ?」

ラーメンすずってすすりながら言ってみた。

「え?そんなのいっぱいいるじゃん。よりどりみどりの彼女たちにつくってもらえばいーでしょ?」

結菜もズズってすすりながら答えた。

「は?あんなやつらに作ってもらうかよ?女に俺の身体まで管理されたくないね。」

「は?自分は好き勝手女の子翻弄しててよく言うわ。だいたいわたしだって女だしね。」

プイッと横向く結菜。

「おまえは…あんなヤツらとは違うし。」

「え?」

結菜がびっくりした顔で俺を見た。

「あんな女どもと一緒にはしねーよ。」

「何…どういう意味?」

「だって…おまえには飯作ってもらいてーもん。だからちがうだろ?」

わけわかんねー理由だと思った。
けど…違うんだ…よ。

「は?意味わかんないし。」

「ってことだ。飯頼むぞ。」

「無理。」

ふん。
かわいくねーやつ…

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