HONEYBEE(1)~アラフォードクターと一夜から始まる身代わり婚~
「!?」
彼に渡したはずの納品書が一枚カウンターに残されていた。
私は急いで、久世さんの背中を追う。
久世さんの背中を先に追っていた村上さんが彼を捕まえていた。
「匠海」
久世さんの名前を呼ぶ村上さん。
そうやって、また二人の親密な姿を目撃することになった。
「貴方のお目当ての一ノ瀬さん…高木先生と結婚するんですって…残念ね…」
久世さんは村上さんの言葉に持っていた薬剤の箱を落としてしまった。
「嘘だろ?どうして??」
久世さんは蹲り、箱を拾い上げながら、村上さんに返す。
私は近くに置かれた観葉植物に身を潜めた。
「さあ…」
「・・・チッ…次期院長に先越されたってワケか…まぁ、いいさ…」
私の知る爽やかな久世さんとはまた違った雰囲気を醸し出していた。
「ねぇ、私でいいじゃない…匠海」
村上さんは床に落ちた薬剤の箱を一緒に拾い上げながら甘い声で彼に迫った。
「・・・俺が落としたい女はお前じゃない…一ノ瀬さんなんだ…一回寝たぐらいで…彼女面されても、困るんだ…ウゼぇぞ」
「・・・高木先生といい・・・貴方といい・・・一ノ瀬さんのどこがいいの?」
村上さんは久世さんに箱を投げつけ、立ち上がった。
「・・・これで終わりだなんで…思わないでね…匠海」
彼に渡したはずの納品書が一枚カウンターに残されていた。
私は急いで、久世さんの背中を追う。
久世さんの背中を先に追っていた村上さんが彼を捕まえていた。
「匠海」
久世さんの名前を呼ぶ村上さん。
そうやって、また二人の親密な姿を目撃することになった。
「貴方のお目当ての一ノ瀬さん…高木先生と結婚するんですって…残念ね…」
久世さんは村上さんの言葉に持っていた薬剤の箱を落としてしまった。
「嘘だろ?どうして??」
久世さんは蹲り、箱を拾い上げながら、村上さんに返す。
私は近くに置かれた観葉植物に身を潜めた。
「さあ…」
「・・・チッ…次期院長に先越されたってワケか…まぁ、いいさ…」
私の知る爽やかな久世さんとはまた違った雰囲気を醸し出していた。
「ねぇ、私でいいじゃない…匠海」
村上さんは床に落ちた薬剤の箱を一緒に拾い上げながら甘い声で彼に迫った。
「・・・俺が落としたい女はお前じゃない…一ノ瀬さんなんだ…一回寝たぐらいで…彼女面されても、困るんだ…ウゼぇぞ」
「・・・高木先生といい・・・貴方といい・・・一ノ瀬さんのどこがいいの?」
村上さんは久世さんに箱を投げつけ、立ち上がった。
「・・・これで終わりだなんで…思わないでね…匠海」