江藤くんはループしがち
☆☆☆
2月5日も何事もなく過ぎて行った。
江藤君も変わった様子はない。
「今日も終わっちゃったねぇ」
ホームルーム前の掃除時間に、里香がため息とともにそう言った。
「そうだね」
「ねぇ、こんなんでいいの?」
「それは……」
正直、あまりよくないかもしれない。
けれど江藤君は今もクラスメートたちと遊びながら掃除をしているし、他に変わった様子も見られない。
ループの原因が江藤君にあるのかどうかも、自信がなくなってきてしまった。
そうこうしている間に掃除時間は終わり、終わりのホームルームの時間が来たのだった。
2月5日も何事もなく過ぎて行った。
江藤君も変わった様子はない。
「今日も終わっちゃったねぇ」
ホームルーム前の掃除時間に、里香がため息とともにそう言った。
「そうだね」
「ねぇ、こんなんでいいの?」
「それは……」
正直、あまりよくないかもしれない。
けれど江藤君は今もクラスメートたちと遊びながら掃除をしているし、他に変わった様子も見られない。
ループの原因が江藤君にあるのかどうかも、自信がなくなってきてしまった。
そうこうしている間に掃除時間は終わり、終わりのホームルームの時間が来たのだった。