平成極上契約結婚【元号旦那様シリーズ平成編】
「嫌がる女性を力ずくで誘うとは卑劣なやり方だと思わないか?」
「そ、その女から誘って来たんだ!」
慌てた様子の男性はどういうわけか私のせいだとうそぶいて唖然となる。
「ええっ!?」
呆れてその先が言葉にならない。
円城寺さんが信じたのか心配になるが、顔を彼に向けられない。すると、円城寺さんはバカにしたような笑い声を上げた。
「彼はこのパーティーに相応しい人物ではないようだ。お引き取り願おう」
そう言ったのち、屈強な体格の黒服の男性ふたりがうそつき男の両腕をがっしり掴み出口に向かって歩き出した。
「大丈夫ですか?」
え、円城寺さんが私に話しかけている……。
茫然となってしまった私に彼が眉根を寄せて顔を覗き込む。思いがけなく顔が近くて、心臓がドクンと高鳴り、それからドクドクと早鐘を打ち始める。
「気分でも悪くなりましたか?」
黙ってしまった私を円城寺さんは座るように言う。
「君、水を持ってきてくれ」
近くに残っていたホテルスタッフに指示をする円城寺さんは当然のように言う。彼には王者の雰囲気が漂っていて、すぐさまコップに入った水が差しだされた。
「そ、その女から誘って来たんだ!」
慌てた様子の男性はどういうわけか私のせいだとうそぶいて唖然となる。
「ええっ!?」
呆れてその先が言葉にならない。
円城寺さんが信じたのか心配になるが、顔を彼に向けられない。すると、円城寺さんはバカにしたような笑い声を上げた。
「彼はこのパーティーに相応しい人物ではないようだ。お引き取り願おう」
そう言ったのち、屈強な体格の黒服の男性ふたりがうそつき男の両腕をがっしり掴み出口に向かって歩き出した。
「大丈夫ですか?」
え、円城寺さんが私に話しかけている……。
茫然となってしまった私に彼が眉根を寄せて顔を覗き込む。思いがけなく顔が近くて、心臓がドクンと高鳴り、それからドクドクと早鐘を打ち始める。
「気分でも悪くなりましたか?」
黙ってしまった私を円城寺さんは座るように言う。
「君、水を持ってきてくれ」
近くに残っていたホテルスタッフに指示をする円城寺さんは当然のように言う。彼には王者の雰囲気が漂っていて、すぐさまコップに入った水が差しだされた。