平成極上契約結婚【元号旦那様シリーズ平成編】
「ビールを頼もう。ひとみさんと明日香さんは何がいい?」
「私はソルティドッグがいいわ。明日香は?」
私もひとみと同じものを頼む。田中さんは立ち上がり壁にある通話スイッチを押してドリンクと軽くつまめるものをオーダーして戻って来る。
田中さんが着席してひとみと話し始めると、私の対面の石橋さんが口を開く。
「明日香さん、俺と付き合わない?」
石橋さんは開いた脚に腕を置き身を乗り出して私を見つめる。
「えっ……」
突然の誘いに驚いて目が丸くなる。
「石橋さん、明日香は無理よ。ずーっと憧れている人がいるんだから」
「えーっ、憧れている人が? でもそれなら付き合っていないんでしょ? 人生楽しまないと。片思いなんてつまらないよ」
ひとみが私の気持ちを代弁してくれてホッとしたが、石橋さんはそれでもあきらめずにモーションをかけてくる。
「それでもいいんです。なので、お付き合いは考えていないんです。すみません」
「そっかぁ。残念だな。じゃあ、今日だけでも楽しもうよ」
ちょうどウエイターがドリンクとおつまみを運んできて、もう一度乾杯して飲み始めた。
「私はソルティドッグがいいわ。明日香は?」
私もひとみと同じものを頼む。田中さんは立ち上がり壁にある通話スイッチを押してドリンクと軽くつまめるものをオーダーして戻って来る。
田中さんが着席してひとみと話し始めると、私の対面の石橋さんが口を開く。
「明日香さん、俺と付き合わない?」
石橋さんは開いた脚に腕を置き身を乗り出して私を見つめる。
「えっ……」
突然の誘いに驚いて目が丸くなる。
「石橋さん、明日香は無理よ。ずーっと憧れている人がいるんだから」
「えーっ、憧れている人が? でもそれなら付き合っていないんでしょ? 人生楽しまないと。片思いなんてつまらないよ」
ひとみが私の気持ちを代弁してくれてホッとしたが、石橋さんはそれでもあきらめずにモーションをかけてくる。
「それでもいいんです。なので、お付き合いは考えていないんです。すみません」
「そっかぁ。残念だな。じゃあ、今日だけでも楽しもうよ」
ちょうどウエイターがドリンクとおつまみを運んできて、もう一度乾杯して飲み始めた。