平成極上契約結婚【元号旦那様シリーズ平成編】
お風呂に入り髪の毛も乾かさずにベッドに横になる。父に憤っていたが、考えることもできないほど眠くて仕方がない。
 
目覚まし時計を十三時にセットして目を閉じた。
 
お昼前に起きて昼食を父と共に食べないようにだ。顔を合わせれば、また何か色々と言ってくるだろう。
 
どうすればいいの……?
 
はぁぁっと、息をついて寝返りを打ち、寝心地のいい体制に自分の体を少し丸めるとすーっと眠りに引き込まれていった。

ドスンとベッドが揺れて、私は驚いてタオルケットをギュッと掴んで目を開けた。

「お姉ちゃん、いつまで寝ているの?」

ベッドが揺れたのは久美子が飛び乗ったせいだった。彼女は私の顔を覗き込んでいる。

「今……何時……?」

ちらりと久美子を確認して、もう一度目を閉じる。

「三時過ぎよ」

「ええっ!?」

私は驚いて飛び起きた。

目覚まし時計を止めた覚えもなく、無意識の事だったのだろう。
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