平成極上契約結婚【元号旦那様シリーズ平成編】
そして翌日。月曜日の退勤後、私は東京駅からすぐのところに建つ円城寺地所のビルを訪れた。
胸をドキドキさせながら、十五時過ぎに円城寺さんへ電話をかけたが、本人ではなく秘書らしき人が出た。
何かあったら連絡をするといいと言われ名刺を渡されたことを話すと、本日は十九時から会食が夜入っており、それまでは執務室にいると教えられた。
円城寺さんがロビーから出てきて、車に乗り込むのを私は待っていた。その瞬間を逃さないように、十八時になると急いで着替えて会社を後にした。
幸いにも同じ東京駅。十分後には円城寺地所の巨大なビルのエントランスに到着し、彼が出てくるのを、胸を暴れさせながら待っている。
っはぁ……胸が痛い。胃も痛い……。
どうしようもなく暴れる鼓動を抑えようと手を胸に置いたとき、颯爽と歩く円城寺さんが姿を見せた。
彼は斜め後ろから付いてくる男性と共に黒塗りの高級車に向かっている。
早く行かなきゃ! 円城寺さんが車に乗ってしまう。
私は勇気を振り絞って、五メートルほど離れた円柱の柱から飛び出て、円城寺さんへと駆け寄った。
「円城寺さん! お願いがあります!」
胸をドキドキさせながら、十五時過ぎに円城寺さんへ電話をかけたが、本人ではなく秘書らしき人が出た。
何かあったら連絡をするといいと言われ名刺を渡されたことを話すと、本日は十九時から会食が夜入っており、それまでは執務室にいると教えられた。
円城寺さんがロビーから出てきて、車に乗り込むのを私は待っていた。その瞬間を逃さないように、十八時になると急いで着替えて会社を後にした。
幸いにも同じ東京駅。十分後には円城寺地所の巨大なビルのエントランスに到着し、彼が出てくるのを、胸を暴れさせながら待っている。
っはぁ……胸が痛い。胃も痛い……。
どうしようもなく暴れる鼓動を抑えようと手を胸に置いたとき、颯爽と歩く円城寺さんが姿を見せた。
彼は斜め後ろから付いてくる男性と共に黒塗りの高級車に向かっている。
早く行かなきゃ! 円城寺さんが車に乗ってしまう。
私は勇気を振り絞って、五メートルほど離れた円柱の柱から飛び出て、円城寺さんへと駆け寄った。
「円城寺さん! お願いがあります!」