平成極上契約結婚【元号旦那様シリーズ平成編】
「わかった。引き受ける」

了承の言葉に、私のカチコチに強張っていた体が弛緩する。

ありがとうございます! 本当にありがとうございます」
 
立ち上がり頭をペコペコ下げた。

「君が出来ることは何でもしてくれるんだろう? 見返りを考えておく。それでいいな?」
 
一瞬、どんな見返りなのか気になったが、それよりも引き受けてくれたことがうれしくて気を取られ、私はコクコク頷く。

「ではお父さんの都合のいい日を後で教えてくれ」

「はい。電話します」
 
円城寺さんは頷きソファから立ち上がり、まだ座っている私に手を差し出す。その手をドキドキしながら掴むと、腰を上げさせられた。

「じゃあ、電話を待っている」
 
もう一度言ってくれたことで、円城寺さんがOKしてくれたのは間違いではないと実感した。
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