エリート外科医の灼熱求婚~独占本能で愛しい彼女を新妻に射止めたい~
「百合、返事は?」
「は、はい……。も、もちろん、こんな私でよければ……というか、本当に私でいいんですか?」
用心深く尋ねると、近衛先生は相好を崩した。
「百合じゃなきゃ、俺がダメなんだ。こんなに可愛いくて、愛しいと思える相手は、きっともう二度と出会えない」
「あ──っ」
言葉と同時に、身体を抱え上げられた。
そのまま私は近衛先生にソファへと運ばれた。
「寝室までが遠い。……この意味は、さすがにわかるよな?」
「ん……っ」
唇にキス。それは自然と互いの想いを確かめ合うキスに変わって、気がつくと私は近衛先生にソファの上で組み敷かれていた。
「今日は、やけに素直だな?」
「だ、だって……」
「だって?」
「拒む理由が……見つからなくて。近衛先生に触れてもらえることが、今、すごく幸せだから」
思ったことをそのまま口走ると、近衛先生は一瞬だけ目を見開いてから、頬を赤く染めた。