エリート外科医の灼熱求婚~独占本能で愛しい彼女を新妻に射止めたい~
 


「……良い子だ。よく欲しいと言えたな」


 昂ぶる熱は、私をあっという間に絶頂へと(いざな)う。

 ときに激しく、ときに楽し気に私の反応を見ながら、近衛先生は私の身体を弄び、すみずみまで余すことなく貪った。

 背中に近衛先生の汗が落ちるだけで、敏感になった身体が震える。

 私の中で余裕を無くす近衛先生が愛しくてたまらなくて、私は目の前に置かれた近衛先生の手に、自分の手を重ねた。


「とお、る……っ」


 名前を呼ぶだけで、涙がこぼれた。

 するとそれに気づいた近衛先生は、私の髪にキスを落とすと耳元に唇を寄せて、


「……愛してる」


 と、とても優しい声で囁いた。


「私も……あなたを愛してる」


 そろそろ、窓の外が白み始める。

 ふたりで迎える朝は幸せで満ちていて、私はこうして始まる一日が、この先もずっと続くようにと繋いだままの手に強く願った。






 fin*
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