褒め上手な先輩の「可愛い」が止まりません
「じゃあどんな人が好き? 元気系? 可愛い系?」
「んー……一緒にいて癒されるような、落ち着く人がいいな」
「なるほど……私と正反対の性格の子ね」
可南子……須川くんが苦笑いしてるよ。
確かに、須川くんには元気系な人より、静かな優等生系の人が似合いそう。
その後、彼のおかげで無事に英語の授業を乗り越えることができた。
────
──
「実玖、GWさ、猫カフェ行かない?」
「うん、いいよ」
昼休み。
可南子と机をくっつけてお弁当を平らげる。
「可南子って猫好きだったっけ?」
「超好きってわけじゃないけど、友達が春休みに猫カフェに行ったって聞いてさ。送られてきた写真見たら、自分も行きたくなっちゃって」
送られてきた写真を見せてもらう。
スマホ画面には、色々な種類の猫達がのびのびと遊んでいる姿が写っていた。
「可愛いね」
「でしょ? 私、この白黒の猫に心撃ち抜かれたの!」
完全に猫の虜になったらしく、毎日のように猫の動画を観ているんだそう。
もう立派な猫好きだな。
「あ、実玖は昔犬飼ってたよね? じゃあ犬のほうが好み?」
「ええ~、どっちも好きだからなぁ」
「だよね~。選べないよね」
「んー……一緒にいて癒されるような、落ち着く人がいいな」
「なるほど……私と正反対の性格の子ね」
可南子……須川くんが苦笑いしてるよ。
確かに、須川くんには元気系な人より、静かな優等生系の人が似合いそう。
その後、彼のおかげで無事に英語の授業を乗り越えることができた。
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──
「実玖、GWさ、猫カフェ行かない?」
「うん、いいよ」
昼休み。
可南子と机をくっつけてお弁当を平らげる。
「可南子って猫好きだったっけ?」
「超好きってわけじゃないけど、友達が春休みに猫カフェに行ったって聞いてさ。送られてきた写真見たら、自分も行きたくなっちゃって」
送られてきた写真を見せてもらう。
スマホ画面には、色々な種類の猫達がのびのびと遊んでいる姿が写っていた。
「可愛いね」
「でしょ? 私、この白黒の猫に心撃ち抜かれたの!」
完全に猫の虜になったらしく、毎日のように猫の動画を観ているんだそう。
もう立派な猫好きだな。
「あ、実玖は昔犬飼ってたよね? じゃあ犬のほうが好み?」
「ええ~、どっちも好きだからなぁ」
「だよね~。選べないよね」