君と私で、恋になるまで
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「……で?結局30分公園で缶コーヒー飲んで解散したと?」
「は、はい。」
「今時高校生でももうちょっと艶のあるデートすると思うんだけど、あんた達なんなの?」
「いやあ、私にも何がなんだか…?」
結局腕を引かれて辿り着いた公園で、ベンチに座った瀬尾はその隣をぽんぽん、と軽く叩く。
戸惑いながら座って、でも、また取り止めのないやり取りが始まってしまえば結局30分なんてあっという間に過ぎていった。
「…なぁんだ、話したいことあるなんて言うからとうとうヤッたのか「亜子、お茶もらおうか!?」
目の前の彼女の言葉を遮るように大きく不自然な声を出す自分はなんだかデジャヴでしかない。
昨日瀬尾と別れた後にすごく良いタイミングで
"キスくらいした?"とメッセージを送ってきた亜子に"話したいことある"と返答した結果がこれだ。