燕雀安んぞ天馬の志を知らんや。~天才外科医の純愛~
「そういえば、つばめさんが昔ハマってたドラマあったでしょ」
「なんで工藤先生がそれ知ってるんですか」
私が言うと、工藤先生は笑った。
「今見てみたら? きっと天馬と一条には、もう見えないと思うよ?」
「え……」
「っていうか、実際全然違うしねぇ」
それだけ言うと、じゃあね、と工藤先生は行ってしまった。
私はその意味が分からずに工藤先生の背中を見ていた。