春永すぎて何が悪い?
グリズリーの木製の重いドアを開ける。
ガランゴロンと重い音のベルがなる。
2組くらい先客がいた。
何度も来たことがあるけど、ここ1年くらいは来てなかった。
久しぶりに来るとオーナーのダンさん以外に、バイトの子が新しく増えていた。
可愛らしい、まだ20歳くらいに見える女の子だ。
その子が近付いてくる。
「いらっしゃいませー。龍樹さん、デートですか。」
お目目がキュルキュルしてる。
お肌も真っ白つやっつやだ。
かわいいなあ、と私でも思うくらいだから龍樹も思うんだろうなあ。
「まあまあ、いいじゃん、いいじゃん。」
龍樹が照れながら、慣れた感じでカウンターに腰掛ける。
すぐにメニューを手に取って1日15食限定の肉ジャンボカレーを食い入るように見つめる。
さっきの子が水を運んできた。
「この肉ジャンボカレーってまだある?」
「大丈夫ですよー、それにします?」
「じゃー、俺これ。辛さ7で。奈穂ちゃんは?」
「私野菜カレー、量少なめ、辛さ3で、チキン追加。」
私もいつもの調子で注文すると、バイトの女の子はプルプルの唇をキュッとあげて、注文を繰り返した。
その子が去ってから、小声で龍樹に「かわいいね」と言う。
「あー、りっちゃん?」
もうすっかり馴染みのようだ。
「りっちゃんっていうの?」
「うん、りっちゃんって呼ばれてるけどちゃんとした名前は知らない。」
龍樹が水の氷をグラスの中で回しながら言う。
「安くんがりっちゃんりっちゃん言ってる。」
へえ〜と言ってりっちゃんを目で追う。
男ってみんなこういう子が好きなんだろうな。
ガランゴロンと重い音のベルがなる。
2組くらい先客がいた。
何度も来たことがあるけど、ここ1年くらいは来てなかった。
久しぶりに来るとオーナーのダンさん以外に、バイトの子が新しく増えていた。
可愛らしい、まだ20歳くらいに見える女の子だ。
その子が近付いてくる。
「いらっしゃいませー。龍樹さん、デートですか。」
お目目がキュルキュルしてる。
お肌も真っ白つやっつやだ。
かわいいなあ、と私でも思うくらいだから龍樹も思うんだろうなあ。
「まあまあ、いいじゃん、いいじゃん。」
龍樹が照れながら、慣れた感じでカウンターに腰掛ける。
すぐにメニューを手に取って1日15食限定の肉ジャンボカレーを食い入るように見つめる。
さっきの子が水を運んできた。
「この肉ジャンボカレーってまだある?」
「大丈夫ですよー、それにします?」
「じゃー、俺これ。辛さ7で。奈穂ちゃんは?」
「私野菜カレー、量少なめ、辛さ3で、チキン追加。」
私もいつもの調子で注文すると、バイトの女の子はプルプルの唇をキュッとあげて、注文を繰り返した。
その子が去ってから、小声で龍樹に「かわいいね」と言う。
「あー、りっちゃん?」
もうすっかり馴染みのようだ。
「りっちゃんっていうの?」
「うん、りっちゃんって呼ばれてるけどちゃんとした名前は知らない。」
龍樹が水の氷をグラスの中で回しながら言う。
「安くんがりっちゃんりっちゃん言ってる。」
へえ〜と言ってりっちゃんを目で追う。
男ってみんなこういう子が好きなんだろうな。