捨てられママのはずが、御曹司の溺愛包囲で娶られました

瑠偉の保育園は明るい雰囲気で、送って行った俺を見ても表情を変えることなく、先生は笑顔で迎えてくれた。

「瑠偉くん、おはよう」

「みさせんせいおはようございます」
瑠偉がぺこりと頭を下げるのか微笑ましくて、俺もつい笑顔になる。

「ではお預かりします」

「よろしくお願いします」
紗耶香が柔らかな笑顔で挨拶をする横で、慌てて俺も頭を下げた。

「せんせい、きょうはパパがおくってくれたの」
「そっか。よかったね」

手をつないで俺達に手を振る瑠偉が、そんなことを言っているのが聞こえて、チラリと紗耶香に視線を向けると、表情を変えることなく瑠偉に手を振っていた。
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