捨てられママのはずが、御曹司の溺愛包囲で娶られました
その後、専務に連絡をして本社のエントランスで合流する。そこにはうちの会社のチームのメンバーもすでに集まっていた。
「お待たせして申し訳ありません」
久し振りに見た会社に、私はやはりすこし緊張しつつ慌てて謝罪をすると気合を入れる。
「大丈夫か?」
専務の声に小さく頷くと、私たちは受付へと向かった。
そこにはすでに担当の人が待ち構えていて、私たちを見てすぐに駆け寄って来る。
「本日はご足労ありがとうございます」
男性社員の案内で、私たちは食品開発室へと案内される。
そこにはシェフや、白衣を着た人が数名いた。
そしてすぐに、祥吾さんと和泉さんの姿が見え、ピリッとした空気感が広がった。