捨てられママのはずが、御曹司の溺愛包囲で娶られました
その夜、お風呂を出れば祥吾さんが天音を抱っこしてあやしてくれていた。
「ありがとう。天音お腹すいたのね」
瑠偉はもうぐっすりだが、時計を見て天音のミルクの時間だとわかる。
「ゆっくり入れた?」
ソファに座った私の腕に天音を乗せつつ、祥吾さんも隣に座りながら私に優しくキスを落とす。
「うん、祥吾さんのお陰だよ」
キスを返しつつ答えれば、祥吾さんのキスが深くなる。
「祥吾さん、天音のミルク!」
ふにゃと泣き声を上げた天音に二人でその顔を覗き込む。
「ごめんな。天音ちょっとだけパパもママとの時間が欲しかったんだよ」
そう言いながら天音のほっぺに触れる祥吾さん。
「しあわせだね」
私の言葉に、祥吾さんも大好きな笑顔を浮かべてくれた。
これからも私たちはずっと一緒に生きて行く。


