捨てられママのはずが、御曹司の溺愛包囲で娶られました
いくら遊びとはいえ、もう少し甘やかせてほしい。そんな欲求をもってしまった自分に嫌気がさす。
そんなことを思っていると、不意に後ろから抱きすくめられる。
「今日は断らせない」
その言葉とともに、唇を奪われる。
「だめです……」
「なんでだよ」
いつも軽薄で軽い感じしかしない常務の表情が、珍しく不機嫌な物へと変わる。
それと同時にキスが唇を割り激しいものへと変わっていく。
浅ましくもそれを望んでいた自分に気づき、自己嫌悪と嬉しさが入り混じりグチャグチャになっていき拒むことができない。
そのことに気づいたのだろう、常務は畳み込むように言葉を重ねる。