朝戸風に、きらきら 4/4 番外編追加





 たとえば朝、扉を開けて
 一番に吹き込む風は、毎日表情を変える。


 その風は、
 穏やかに寄り添ってくれる時もあれば、

 痛みを伴う強さで
 容赦なく向かってくる時もある。

 その変化を、美しいと思う。


 この世界の、日常の美しさも、きっと同じだ。

 毎日、喜びの中で生まれる輝きだけじゃない。


 今日のきらきらは、
 悲しい涙が織りなす乱反射かもしれない。

 明日のきらきらは、
 苦しい汗が弾けた一瞬かもしれない。


 明後日は、明々後日は、どうだろう。


 もがきながら、
 それでも日々輝きを生むあなたに、

 寄り添う私たちでありたい。



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