平凡な私の獣騎士団もふもふライフ3
「それは、とても大きな負担になっているの。だから頭が痛くなったり、体調が悪くなったりしているのよ」
触れている状態は危険でもあったと伝えるべく、彼女は考え込む彼に辛抱強く言い聞かせた。
獣騎士団という存在は知っていても、その詳細部分に知らないところも多かったらしい。ようやく理解したようにシモンが呟く。
「あれは、白獣なのか? でも、ちょっと待ってよ。だって白獣って、確か獣騎士以外には絶対に懐かないんだろう?」
気付いた亡霊の正体を、受け止めきれない様子だった。
「他の亡霊話は知らん。だが、この国で最大の大型獣、そして魔力による意志疎通と飛行ができるのは、白獣だけだ」
ジェドが厳しくも事実を口にした。
「で、でも、俺に危害を加えそうになったことなんて、なくて」
「お前が、たまたま獣騎士候補だったからだ」
重ねて告げられたシモンが、驚きで言葉を呑む。
「だが相手は、お前の相棒獣となれるような白獣じゃない。利用されている可能性がある。だから、いったんお前の身柄も保護させてもらいたい」
ジェドの目は真剣だった。
真摯に告げられたシモンが、動揺して後ずさりする。一つも嘘は付いていないと察したのか、ふるふると首を横に振りながら狼狽する。
「よく、分かんないよ。戦闘獣って、正義の守り神なんでしょ? 獣騎士も選ばれた正義の騎士だって……そんなのに、俺が……」
触れている状態は危険でもあったと伝えるべく、彼女は考え込む彼に辛抱強く言い聞かせた。
獣騎士団という存在は知っていても、その詳細部分に知らないところも多かったらしい。ようやく理解したようにシモンが呟く。
「あれは、白獣なのか? でも、ちょっと待ってよ。だって白獣って、確か獣騎士以外には絶対に懐かないんだろう?」
気付いた亡霊の正体を、受け止めきれない様子だった。
「他の亡霊話は知らん。だが、この国で最大の大型獣、そして魔力による意志疎通と飛行ができるのは、白獣だけだ」
ジェドが厳しくも事実を口にした。
「で、でも、俺に危害を加えそうになったことなんて、なくて」
「お前が、たまたま獣騎士候補だったからだ」
重ねて告げられたシモンが、驚きで言葉を呑む。
「だが相手は、お前の相棒獣となれるような白獣じゃない。利用されている可能性がある。だから、いったんお前の身柄も保護させてもらいたい」
ジェドの目は真剣だった。
真摯に告げられたシモンが、動揺して後ずさりする。一つも嘘は付いていないと察したのか、ふるふると首を横に振りながら狼狽する。
「よく、分かんないよ。戦闘獣って、正義の守り神なんでしょ? 獣騎士も選ばれた正義の騎士だって……そんなのに、俺が……」