平凡な私の獣騎士団もふもふライフ3
きょとんとしてリズは目を戻した。
ジェドが「ああ」と答えて手を伸ばすと、カルロがぐいーっと頭を押し付けた。自分から撫でられにいっている感じでもある。
相棒獣になってから、より撫でられたい感が増しているのだろう。
……それを本人に聞かれたら、素直じゃないので、鼻を鳴らされてそっぽを向かれそうな気がした。
「えっと。それで、カルロはなんと言っていたんですか?」
リズは代わりのようにそう尋ねた。
心で会話しているんだろうなと思ったら、やっぱり少し羨ましい。つい、じっと見ていると、ジェドの頬がじんわり染まった。
「団長……」
思わず呟いたコーマックの生温かい視線に、ジェドが咳払いして答える。
「『古きモノなら、亡霊として蘇る可能性はある』とカルロは言っている」
「つまり亡くなってかなり経った白獣、ということでしょうか?」
「そういうことになるんだろうな。祟り話でよくあるものにも多いから、迷信深い村と町はそう言っているのだと思うが。そうすると『数百年前の亡霊』という言い方も、間違いではないんだろう」
ジェドが、思い返す目でカルロの鼻の上を撫でた。ふさふさの大きな尻尾が、ゆっくり揺れて室内に風を起こしている。
撫でられてうれしいのねぇ……。
リズがそんなことを思っていると、同じ表情で見つめていたコーマックがこう続けた。
ジェドが「ああ」と答えて手を伸ばすと、カルロがぐいーっと頭を押し付けた。自分から撫でられにいっている感じでもある。
相棒獣になってから、より撫でられたい感が増しているのだろう。
……それを本人に聞かれたら、素直じゃないので、鼻を鳴らされてそっぽを向かれそうな気がした。
「えっと。それで、カルロはなんと言っていたんですか?」
リズは代わりのようにそう尋ねた。
心で会話しているんだろうなと思ったら、やっぱり少し羨ましい。つい、じっと見ていると、ジェドの頬がじんわり染まった。
「団長……」
思わず呟いたコーマックの生温かい視線に、ジェドが咳払いして答える。
「『古きモノなら、亡霊として蘇る可能性はある』とカルロは言っている」
「つまり亡くなってかなり経った白獣、ということでしょうか?」
「そういうことになるんだろうな。祟り話でよくあるものにも多いから、迷信深い村と町はそう言っているのだと思うが。そうすると『数百年前の亡霊』という言い方も、間違いではないんだろう」
ジェドが、思い返す目でカルロの鼻の上を撫でた。ふさふさの大きな尻尾が、ゆっくり揺れて室内に風を起こしている。
撫でられてうれしいのねぇ……。
リズがそんなことを思っていると、同じ表情で見つめていたコーマックがこう続けた。