平凡な私の獣騎士団もふもふライフ3
そして同時に、二人の関係を羨ましくも感じてしまった。信頼し合って、ずっとこの先も一緒にいられる。
――でも、それを新米のリズが望めはしないのだろう。
「それでは、こちらへどうぞ」
彼が本邸から連れて来ていた執事と使用人たちが出迎えて、リズたちはサロンの一つに案内された。
別邸の中も古風で美しかった。天井は高く、けれどやはりどこかカントリー的な美麗さに溢れていてリズの目を引き付けた。
紅茶と菓子が用意されると、使用人たちは速やかに退出していった。
「謎の獣と、それを連れた少年の話は、私も出た当初から耳にしていましたよ。私の領地内の村ですから」
ジェドと短い話が終わったところで、ティーカップを持ち上げたベルベネット子爵がそう言った。
「まさか獣騎士候補の可能性があることについては、すぐ思い付きませんでした」
「まだ憶測の段階だ。他言無用で頼む」
「存じ上げております。こうしてお話頂いただけでも有り難い。私だって早い解決を望んでいます」
「協力してくれるというから、仕方なくだ」
ジェドは、露骨に嫌がるような態度だった。
「こちらとしても、協力の申し出は有り難い」
「ふふ、それは良かったです。屋敷の正面広場であれば、戦闘獣にも十分でしょう。何か入り用があればお使いください。人払いします」
どこよりも早く情報が入るのは、調査に置いても利点ではあった。
――でも、それを新米のリズが望めはしないのだろう。
「それでは、こちらへどうぞ」
彼が本邸から連れて来ていた執事と使用人たちが出迎えて、リズたちはサロンの一つに案内された。
別邸の中も古風で美しかった。天井は高く、けれどやはりどこかカントリー的な美麗さに溢れていてリズの目を引き付けた。
紅茶と菓子が用意されると、使用人たちは速やかに退出していった。
「謎の獣と、それを連れた少年の話は、私も出た当初から耳にしていましたよ。私の領地内の村ですから」
ジェドと短い話が終わったところで、ティーカップを持ち上げたベルベネット子爵がそう言った。
「まさか獣騎士候補の可能性があることについては、すぐ思い付きませんでした」
「まだ憶測の段階だ。他言無用で頼む」
「存じ上げております。こうしてお話頂いただけでも有り難い。私だって早い解決を望んでいます」
「協力してくれるというから、仕方なくだ」
ジェドは、露骨に嫌がるような態度だった。
「こちらとしても、協力の申し出は有り難い」
「ふふ、それは良かったです。屋敷の正面広場であれば、戦闘獣にも十分でしょう。何か入り用があればお使いください。人払いします」
どこよりも早く情報が入るのは、調査に置いても利点ではあった。