平凡な私の獣騎士団もふもふライフ3
ぽかんとして涙の気配も引っ込む。
すると、ジェドがこっそりホッとした吐息をもらした。前髪をかき上げると、寝直しながら言う。
「カルロは『撫でてもらわないと寝られない』と言っている」
「へ? でも団長様、カルロに触ってないから会話ができないんじゃ――」
戸惑う言葉は、カルロにもふもふの大きな頭を寄せられて途切れた。
早くしろと言われている気がする。おそるおそる両手を伸ばしたら、ぐいっと掌にカルロの方から触らせてきた。
もふもふとした温かさに、緊張が溶けていく。
「そんなに撫でられたかったのね」
撫で癖が付いてしまっているからなのかもしれない。仕方ないなと思いながら、リズは微笑ましくって望む通りしてあげる。
「ふんっ」
まぁまぁ悪くないと言わんばかりに、カルロが顰め面でベッドに頭を乗せた。
大きな尻尾がぶんぶん揺れているのが、こちらからでも見えた。
――まるで、大きな息子みたいに可愛いカルロ。
リズは、教育係として贔屓目が込み上げるのを感じた。彼が、可愛くって可愛くって仕方がない。
「昨日の夜も、本当はこうしたかったのよ」
「ふん」
それから、本当は団長様ともお喋りをしたかった。
そう思った時、すぐそこから声がした。
「カルロと同じくらい、俺のことを信用してくれているんだろう」
すると、ジェドがこっそりホッとした吐息をもらした。前髪をかき上げると、寝直しながら言う。
「カルロは『撫でてもらわないと寝られない』と言っている」
「へ? でも団長様、カルロに触ってないから会話ができないんじゃ――」
戸惑う言葉は、カルロにもふもふの大きな頭を寄せられて途切れた。
早くしろと言われている気がする。おそるおそる両手を伸ばしたら、ぐいっと掌にカルロの方から触らせてきた。
もふもふとした温かさに、緊張が溶けていく。
「そんなに撫でられたかったのね」
撫で癖が付いてしまっているからなのかもしれない。仕方ないなと思いながら、リズは微笑ましくって望む通りしてあげる。
「ふんっ」
まぁまぁ悪くないと言わんばかりに、カルロが顰め面でベッドに頭を乗せた。
大きな尻尾がぶんぶん揺れているのが、こちらからでも見えた。
――まるで、大きな息子みたいに可愛いカルロ。
リズは、教育係として贔屓目が込み上げるのを感じた。彼が、可愛くって可愛くって仕方がない。
「昨日の夜も、本当はこうしたかったのよ」
「ふん」
それから、本当は団長様ともお喋りをしたかった。
そう思った時、すぐそこから声がした。
「カルロと同じくらい、俺のことを信用してくれているんだろう」