35cmの音
「ばーちゃんって本当パワフルだな。」

今は息子(父さん)に継がせて
アメリカの大豪邸で一人のんびり暮らしてる。

「そりゃそうさ!女だからね!」

「...はは。似てるわ」

「私に似てるのかい?じゃあ素敵なレディーだね!」

どんだけ自分のことリスペクトしてんだよ。笑

「素敵?んーまぁね。」

「この一年間一緒に暮らしてたのかい?」


「...ノーコメントで」


ばーちゃんが頭を叩く

「あんた印税で貯金がこーんなにあるからって
小娘に貢いじゃって。まだまだ若僧だねー。はっはは!」

指を数本立ててニヤニヤしてる

「わー!!!!!言うなって!!!」

てか通帳見てたんかーい!笑

「億単位貢いで初めて立派な男さ」

何億もさすがに使いきれねーだろ!

「そんな男なかなかいねーよ...」

「で?どんな子だい?」

今まで誰にも言えなかったからなのか、
ばーちゃんには咲那の事を全て話した。

咲那と暮らした家のこと家族のこと

学校の友達3人の話しや
バイト先のオーナーやマキさん、
サトちゃんって人の話しまで。笑

俺の金を当てにせずバイトを辞めずに頑張っていたこと

ばーちゃんには何故だか全てを話せた。
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