シークレットベイビー 弥勒と菜摘
✴︎
キスしてから。
菜摘は、そのことばかり考えてしまって、やっぱり夜になったら、一子と2人で弥勒にひっつく。
やっぱりキスする。
もう彼の唇の形だけは覚えてる。彼の熱い舌もだんだん知ってる。
一子は最初にキスした日は泣いたけど、それからは少々、揺れたって動いたって、けっこう平気でぐーぐー寝ている。
長いキスをした後、弥勒の腕の中から一子を見たら、ぶーっと膨れるみたいに、すごくよく寝ていた。コトコトにあったかい。
菜摘は思わず弥勒の胸に左手をついて、右手で一子の頬をさわった。
「ふふ、柔らかい」
弥勒は黙って微笑む。
3人の優しい時、まるく囲まれて、安心して安らぐ。
「起きませんね」
と菜摘が言った。
3時間おきのミルクを時計で測ったみたいに起き出して、うんぎゃぁぁぁ、と言い出すが、そのほかはホントに良く寝ている。
特に夜はほぼ、気がついたら一晩ぐらいスヤスヤ寝てる。
死んでないよねっ⁈
ってかばっと菜摘が起きてしまうほどだった
「なんかね、さすがあの2人の子⋯⋯ なんじゃないかって、ちょっと不安だったりして⋯⋯ 」
「よく寝てるね」
と弥勒が言った。
「オレは夜しか見てないけど、寝てるね」
「この子、どんな子になるのかなーって、
言葉を話しはじめたら、どんな事言うのかな、顔は弥勒さんに似てるのかな、わたしにも似てるのかな、
どんな大人になるんだろうって⋯⋯ 」
一子の話をされてるのに、本人はあどけなくスヤスヤ寝てる。
「one nightの一子だって⋯⋯ 」
「only oneの一子だよな」
瞬間、菜摘はじわっと体中が優しい気持ちでいっぱいになった。そんな考え方をする弥勒が好きだと思った。幸せで泣きそうだと思った。
「ふふ、only oneの一子だって、いいね」
と顔を撫でたら、一子はうにゃうにゃ、弥勒の腕の中で幸せそう。思わず菜摘は言った。
「じゃ、一子に妹が産まれたら、ニ子ちゃん? 」
「その下は三子ちゃん? 」
「ふふっ、弥勒さんに似たら、すごい美人さんですねー」
「菜摘に似たら、素直でかわいいよ」
ん?
菜摘は、一子にかがみこんだまま、顔があげられなくなった。
今の会話、おかしくない?⋯⋯ 。
2人の子供⋯⋯ なんて、出来ないよ、なんかすごく自然に話してたけど、
菜摘がかたまってたら、弥勒は片腕で器用に菜摘をすくいあげて、正面から抱きしめられた。
弥勒のかたいからだと菜摘の柔らかい体を意識した。
耳が、弥勒の耳にあたって、唇の次に彼の形を感じる。
弥勒の唇が菜摘の首筋をたどり、肩との窪みに熱く吸いつかれた。
ゾクゾクして。
回された彼の右腕が菜摘を包んで、菜摘の右肩を撫でる。
その手がギュッと菜摘を抱き寄せたまま、撫でながらおりて、脇のあたりからさらに抱き込まれたら、彼の大きな手が、胸の脇をさぐり、包まれ、体が反応する。
あぁ、でも、一子が動いた、にょーんて、そのままお互いとまって。
どうなったんだろう、どうしたんだろ、あつくて、濃厚な空気の中から、ようやく出ないといけないのに、出たくない、弥勒が、菜摘の耳を唇でしばらく、離れがたく、形を辿っていた。
キスしてから。
菜摘は、そのことばかり考えてしまって、やっぱり夜になったら、一子と2人で弥勒にひっつく。
やっぱりキスする。
もう彼の唇の形だけは覚えてる。彼の熱い舌もだんだん知ってる。
一子は最初にキスした日は泣いたけど、それからは少々、揺れたって動いたって、けっこう平気でぐーぐー寝ている。
長いキスをした後、弥勒の腕の中から一子を見たら、ぶーっと膨れるみたいに、すごくよく寝ていた。コトコトにあったかい。
菜摘は思わず弥勒の胸に左手をついて、右手で一子の頬をさわった。
「ふふ、柔らかい」
弥勒は黙って微笑む。
3人の優しい時、まるく囲まれて、安心して安らぐ。
「起きませんね」
と菜摘が言った。
3時間おきのミルクを時計で測ったみたいに起き出して、うんぎゃぁぁぁ、と言い出すが、そのほかはホントに良く寝ている。
特に夜はほぼ、気がついたら一晩ぐらいスヤスヤ寝てる。
死んでないよねっ⁈
ってかばっと菜摘が起きてしまうほどだった
「なんかね、さすがあの2人の子⋯⋯ なんじゃないかって、ちょっと不安だったりして⋯⋯ 」
「よく寝てるね」
と弥勒が言った。
「オレは夜しか見てないけど、寝てるね」
「この子、どんな子になるのかなーって、
言葉を話しはじめたら、どんな事言うのかな、顔は弥勒さんに似てるのかな、わたしにも似てるのかな、
どんな大人になるんだろうって⋯⋯ 」
一子の話をされてるのに、本人はあどけなくスヤスヤ寝てる。
「one nightの一子だって⋯⋯ 」
「only oneの一子だよな」
瞬間、菜摘はじわっと体中が優しい気持ちでいっぱいになった。そんな考え方をする弥勒が好きだと思った。幸せで泣きそうだと思った。
「ふふ、only oneの一子だって、いいね」
と顔を撫でたら、一子はうにゃうにゃ、弥勒の腕の中で幸せそう。思わず菜摘は言った。
「じゃ、一子に妹が産まれたら、ニ子ちゃん? 」
「その下は三子ちゃん? 」
「ふふっ、弥勒さんに似たら、すごい美人さんですねー」
「菜摘に似たら、素直でかわいいよ」
ん?
菜摘は、一子にかがみこんだまま、顔があげられなくなった。
今の会話、おかしくない?⋯⋯ 。
2人の子供⋯⋯ なんて、出来ないよ、なんかすごく自然に話してたけど、
菜摘がかたまってたら、弥勒は片腕で器用に菜摘をすくいあげて、正面から抱きしめられた。
弥勒のかたいからだと菜摘の柔らかい体を意識した。
耳が、弥勒の耳にあたって、唇の次に彼の形を感じる。
弥勒の唇が菜摘の首筋をたどり、肩との窪みに熱く吸いつかれた。
ゾクゾクして。
回された彼の右腕が菜摘を包んで、菜摘の右肩を撫でる。
その手がギュッと菜摘を抱き寄せたまま、撫でながらおりて、脇のあたりからさらに抱き込まれたら、彼の大きな手が、胸の脇をさぐり、包まれ、体が反応する。
あぁ、でも、一子が動いた、にょーんて、そのままお互いとまって。
どうなったんだろう、どうしたんだろ、あつくて、濃厚な空気の中から、ようやく出ないといけないのに、出たくない、弥勒が、菜摘の耳を唇でしばらく、離れがたく、形を辿っていた。