ヤンデレな子犬系狼様の愛は重すぎる。
 自分でも……ヒヨに対して愛がちょっと重すぎることぐらいわかっているけれど……そのぐらい好きってことぐらい、許して欲しい。

「お風呂出たよ〜2人共、入って……えっ……?」

「は?」

 そこには、可愛い、モコモコした猫耳のついたしましまなパジャマを着ているヒヨがいた。

「ええっ……!?な、なんで3人共っ……?」

「ちょうどいいわね日和、ちょっときなさい」

「ええっ……!」

「だめ、ヒヨおいで」

「ええっ……!?」

 すると、ヒヨは俺の前を通り、春華先輩のところに行った。

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