風になびく君の髪
水瀬は色んな花が並べられてる場所に行く
「光井君、写真撮ろ」
【ドキッ!】
無邪気な水瀬の笑顔に俺はまた胸を打たれる
水瀬と写真を撮るなんて林間学校以来だな
あの時の俺は今と同じようにドキドキしていた
写真を撮るために顔を近づけているけど
照れないように必死に隠しているのはあの時もそうだった
俺の気持ちは変わらないのかな……
俺は今も水瀬を好きでいるのかな
そう思うと必ず……
『私がふーまに恋してるからかな?』
林間学校の夜にひまわりが俺に言った言葉が頭を過ぎる
水瀬を好きと思えば思うほど
ひまわりの顔が浮かんできて
そして、ひまわりの悲しい顔が浮かぶ
ひまわりの悲しい顔は1番見たくないし悲しませたくない気持ちがどこかにあるんだろうか……
俺のこの気持ちは一体どういう言葉で表せばいいんだろうか