幼なじみの溺愛が、私を離してくれません
「そろそろ花火上がるんじゃない?」
影野くんの一言で、私たちは一気にテンションが上がった。
あれからりんご飴を片手に屋台を散策しまくり、射的をやったり型抜きしたり。
たこ焼きに焼きそば、かき氷なんかを食べていたらあっという間に時間が過ぎていた。
公園に貼ってあるポスターを見たら、花火が何発か打ち上げられるとのこと。
そろそろ花火が上がるらしく、人々はみんな見晴らしのいい場所へと移動している。
私たちもその流れに乗って移動してるところ…なんだけど。
「…あ、そういえば青木さん。さっきチョコバナナ食べたいって言ってなかった?」
思い出したようにそう言ったのは影野くん。
「へ……あ、うん!言った!本当はすごーく食べたかったんだ!」
…なんか、変な間があった気がするけど気のせい?