【完】嘘から始まる初恋ウェディング
「阿保か、着ろ…
すっかり冷めた。興冷めだ…」
下半身の熱は全然冷めてくれないから、俺は生粋の野蛮な男なのだろう。
ルナに背を向けたまま、大きなため息が漏れる。 テーブルに置いてあった煙草に手を伸ばして、火をつける。
一体俺は何をやってんだか…。 ルナも相当馬鹿だろうけれど、人の事言えちゃいないか…。
「白鳥さん…どうして…」
「どーもこーも嫌がってる女を抱く趣味はねぇ」
「私…嫌がってないです…!」
「ぶるぶる震えて泣きじゃくってたくせによく言う」
フーっと天井に煙草の煙を吐いて、ルナを見ずに言う。 今ルナの裸とか見たら、それこそ自分の理性が抑えきれない。
お前は可愛すぎる。
顔が可愛いのは元々知っていた。そして性格が可愛いのも、知っている。
そんな可愛い顔をして、ベッドの中で綺麗な体を見せつけられエロい声を出されちゃあ、歯止めっつーもんも利かなくなる。