癒しの君と炎の王 2~炎の王は癒しの娘をさらに溺愛中~
ソフィア達は急いで朝食を取り終えると、テーブルを囲み、ロエル、ソフィア、アンの3人が座り、その周りを、ハリス、シルバー、ジョンが立っていた。
アンが順序よく、今までの経緯と、シルバーが魔抑石の洞窟に閉じ込められた本当の理由などを話した。
全部聞き終わると、ロエルは、納得したように、
「ずっとおかしいと思っていたんだ。魔物が復活したというのに、風の国の街の人達は逃げようともしない。それどころかお祭り騒ぎだったからな。4国の歴史書には、泉に毒を入れた魔物を先々代の王が魔抑石の洞窟に閉じ込めたとなっていたが…。時が経つと共に真実を知っている者が減るからな。結局歴史書に書かれた嘘が真実となってしまう。だが、この国の民は賢い。子や孫に真実を言い伝えていたからな。」
と、頷いた。ジョンもすかさず、
「私も銀狼様は、決して人間を襲うような人ではないと聞いています。」
と、加勢した。
「しかし、シルバーとやら、本心では80年も閉じ込められて、腹の虫が収まらないだろう?」
と、ロエルが、意地悪な質問をぶつけた。
すると、シルバーは動じず、
「もし、私の恋人が、亡くなっていたり、会うことが出来なければ、風の国に復讐はするかもしれません。」
と言うと、ロエルは
「それは止めない。」
と言った。ソフィアがすぐに、
「何を言っているの?80年前のことは、バスク王子に責任はないわ!」
と、言うと、ロエルは静かに、
「いや、王族である以上、王族が起こした過去の過ちも責任を負う義務がある。過去も未来も、国を守る、人間も魔物も動物も同じように守るというのは変わらない。私利私欲に走った王族の責任を取るのは当たり前のことだ。」
と言った。そして続けて、
「とは言ってもだ、あのバカ王子に責任が取れるとも思えない。ここは、俺も全面的に協力して、シルバーの恋人を捜そう。そして、恋人が見つかったら復讐は無しだ。いいな?」
と、シルバーに言った。
「分かった。」
と、シルバーは頷いた。
ロエルは振り向き、ハリスに向かって、
「魔物の身柄は火の国が預かった。魔物討伐は終了だ。火の国は撤退する、と、バカ王子、いや、バスク王子に伝えてくれ。」
と言って立ち上がった。
「かしこまりました。」
と、言うとハリスはすぐに部屋を出た。
アンが順序よく、今までの経緯と、シルバーが魔抑石の洞窟に閉じ込められた本当の理由などを話した。
全部聞き終わると、ロエルは、納得したように、
「ずっとおかしいと思っていたんだ。魔物が復活したというのに、風の国の街の人達は逃げようともしない。それどころかお祭り騒ぎだったからな。4国の歴史書には、泉に毒を入れた魔物を先々代の王が魔抑石の洞窟に閉じ込めたとなっていたが…。時が経つと共に真実を知っている者が減るからな。結局歴史書に書かれた嘘が真実となってしまう。だが、この国の民は賢い。子や孫に真実を言い伝えていたからな。」
と、頷いた。ジョンもすかさず、
「私も銀狼様は、決して人間を襲うような人ではないと聞いています。」
と、加勢した。
「しかし、シルバーとやら、本心では80年も閉じ込められて、腹の虫が収まらないだろう?」
と、ロエルが、意地悪な質問をぶつけた。
すると、シルバーは動じず、
「もし、私の恋人が、亡くなっていたり、会うことが出来なければ、風の国に復讐はするかもしれません。」
と言うと、ロエルは
「それは止めない。」
と言った。ソフィアがすぐに、
「何を言っているの?80年前のことは、バスク王子に責任はないわ!」
と、言うと、ロエルは静かに、
「いや、王族である以上、王族が起こした過去の過ちも責任を負う義務がある。過去も未来も、国を守る、人間も魔物も動物も同じように守るというのは変わらない。私利私欲に走った王族の責任を取るのは当たり前のことだ。」
と言った。そして続けて、
「とは言ってもだ、あのバカ王子に責任が取れるとも思えない。ここは、俺も全面的に協力して、シルバーの恋人を捜そう。そして、恋人が見つかったら復讐は無しだ。いいな?」
と、シルバーに言った。
「分かった。」
と、シルバーは頷いた。
ロエルは振り向き、ハリスに向かって、
「魔物の身柄は火の国が預かった。魔物討伐は終了だ。火の国は撤退する、と、バカ王子、いや、バスク王子に伝えてくれ。」
と言って立ち上がった。
「かしこまりました。」
と、言うとハリスはすぐに部屋を出た。