癒しの君と炎の王 2~炎の王は癒しの娘をさらに溺愛中~
「知りたいかい?」
と、ロエルはいたずらっぽい瞳で聞いてきた。
「知りたいわ。」
ソフィアの美しい青紫色の瞳がロエルの深い青い瞳を真っ直ぐに見つめながら、そう言った次の瞬間、ロエルの唇がソフィアの唇に重なった。ロエルは強すぎす弱すぎず、ソフィアの手首を押さえつけたままだった。ロエルの手から伝わってくる熱に、ソフィアの手首も熱を帯びた。ソフィアは突然のことにとても驚いたが、抵抗することなくロエルの唇を受け入れた。ロエルのキスは深くソフィアは息をするのが精一杯だった。
「んんっ…はぁ…。」
長く深いキスが終わると、やっと手首を解放し、ロエルはソフィアをそっと抱きしめた。
ソフィアはロエルの厚い胸板に頬を寄せ、逞しい腕に包まれながら、
「ロエル…私が結婚しないとか言ったこと怒ってる?」
と、気になっていたことを質問をした。
「怒ってるというより、ひどいことを言われて傷ついたよ。」
と、ロエルが悲しそうな声で答えたので、ソフィアの心はズキっとなった。