シークレットベイビー② 弥勒と菜摘
✴︎
夜
帰ってきた弥勒に愛される。
初めて会った時を思い出して
菜摘のハジメテ、どうだった?
とか言ってる。
なのに、今はこんなになじんでるね
私たちのハジメテの日をたどる
弥勒は菜摘を組み敷くのが好きだ
隅々まで、もう、息もつけないほど
走ってきたはずなのに、そんな日は余計に昂って、少し強引に愛を刻みつけてくる
そのくせ、甘く優しいから
弥勒はわたしのものだと思えるこの夜が愛しい
菜摘の上で果てた弥勒の体も、終わった後でも菜摘を求めて
少し甘えたみたいに、上目遣いに二度目をせがむ
また彼の目に菜摘を求めて光が灯るのが
ああ、わたしなんだとのぼせ上がって、思い上がる
わたしだけ
弥勒が愛しい
おかしくなりそうなぐらいに愛しい
夜
帰ってきた弥勒に愛される。
初めて会った時を思い出して
菜摘のハジメテ、どうだった?
とか言ってる。
なのに、今はこんなになじんでるね
私たちのハジメテの日をたどる
弥勒は菜摘を組み敷くのが好きだ
隅々まで、もう、息もつけないほど
走ってきたはずなのに、そんな日は余計に昂って、少し強引に愛を刻みつけてくる
そのくせ、甘く優しいから
弥勒はわたしのものだと思えるこの夜が愛しい
菜摘の上で果てた弥勒の体も、終わった後でも菜摘を求めて
少し甘えたみたいに、上目遣いに二度目をせがむ
また彼の目に菜摘を求めて光が灯るのが
ああ、わたしなんだとのぼせ上がって、思い上がる
わたしだけ
弥勒が愛しい
おかしくなりそうなぐらいに愛しい