―17段目の恋― あのときの君とまさかの恋に落ちるとき
数日後、田淵はドラゴンウエイでお試しレッスンを受け、中級に認定された。
まずはコーチを一通り試してみてからクラスを決めるという。
「なんだ、本当にそんなにうまかったんだ」
社内に設置された販売機で田淵はペットボトルのお茶を購入し、透子はカップ式のコーヒーが出来上がるのを待っていた。
「うん、今さら習う必要ないくらいね」
自分と同じようにひーひー言いながら田淵とボールを追いかけるのを楽しみにしていた透子は、当てがはずれてつまらなかった。
「じゃあなんで習うのよ」
「だからさ、イケメンコーチとテニスするのもいいかと思ってさ。それと何事にものまれやすい透子さんが、コーチに貢いで破産しないように見張っていてあげる」
そんなことあるわけないじゃないと、透子は口を突き出す。
「それより、私にテニス教えてよ」
「やだよ。下手な人に教えるの、むっちゃ疲れるもん」
抽出が終了したコーヒーを取り出すと、透子は待っていてくれた田淵をおいてさっさと席に戻った。
まずはコーチを一通り試してみてからクラスを決めるという。
「なんだ、本当にそんなにうまかったんだ」
社内に設置された販売機で田淵はペットボトルのお茶を購入し、透子はカップ式のコーヒーが出来上がるのを待っていた。
「うん、今さら習う必要ないくらいね」
自分と同じようにひーひー言いながら田淵とボールを追いかけるのを楽しみにしていた透子は、当てがはずれてつまらなかった。
「じゃあなんで習うのよ」
「だからさ、イケメンコーチとテニスするのもいいかと思ってさ。それと何事にものまれやすい透子さんが、コーチに貢いで破産しないように見張っていてあげる」
そんなことあるわけないじゃないと、透子は口を突き出す。
「それより、私にテニス教えてよ」
「やだよ。下手な人に教えるの、むっちゃ疲れるもん」
抽出が終了したコーヒーを取り出すと、透子は待っていてくれた田淵をおいてさっさと席に戻った。