訳あり無表情少女と一途な幼馴染 〜裏の仕事〜
暫くして唇が離れ、銀色の糸がツ…と伸びる
ふと、前にケイがコッソリ言ってたのを思い出す

『蓮ってメチャクチャ独占欲強いから、気を付けてね』

「…おい」
「ん?」
「今、何考えた」
「…」
「言えよ」
「…、ケイに、言われた事を思い出してた」
「……、何言われたんだ」
「蓮は独占欲が強いから気を付けてねって」

蓮が苛立ち始める

「言ったよな?俺の前でアイツの名前言ったら、その口塞いでやるって」
「…」
「それにな…」

蓮はニヤッと口角を上げ

「アイツが思ってる以上に、俺の独占欲は強ぇぞ」

私はまた、嫉妬の獣に喰われた
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