訳あり無表情少女と一途な幼馴染 〜裏の仕事part2〜
現れたのは、酒向

「…春」

酒向は息を切らし部屋に入ると、膝を床につけ首を垂れ

「すみませんでした…っ!」

声が震えている

「護る事が出来ず、危険な目に合わせてしまいました…っ
 全ては自分の失態ですっ!
 本当に申し訳ありませんでしたっ!!」

酒向は額を床に擦り付け、声を震わしている

「…」

栞は俺から離れ、酒向の前で腰を下ろす

「春」
「…っ」
「春、顔を上げて」
「…っ」

ゆっくりと酒向が顔を上げる

「春、春がいたから私はここにいる。春はちゃんと私を護ってくれたよ?
 そもそも、謝るのは私の方…
 春に痛い思いをさせた、力を暴走させた私を止めてくれた
 春、私を護ってくれて…ありがとう」

酒向が目を見開く

「これからも、私のサポートを続けてくれる?」
「…っは「おいおい、そこで返事したら駄目だろ」」

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