訳あり無表情少女と一途な幼馴染 〜裏の仕事part2〜
遮ったのは兄貴

「? 楼、どういう意味?」
「酒向がな、お前が治療をする前に言ってきたんだよ。栞を組から外してくれってな」
「!?」

栞が酒向を凝視する
酒向は決意の篭る目で栞と目を合わせる

「実は、紫音君にも話してあるんです
 栞さん、もう桜井組に鷹は必要無いんですよ」
「……え」
「貴女は桜井組の影…鷹として、今まで様々な仕事をこなしてきました
 方々でいざこざがありましたけど、全て収まりました
 これから何かしら起きても、鷹が動く程ではないんですよ
 すぐには納得出来ないでしょうが、もう決まってる事なんです
 紫音君、蓮様と共に…自分の人生を生きて下さい」

栞が紫音を見ると、紫音は微笑んで頷く
そして俺と目を合わせる
俺は安心させる様に微笑み、紫音と同様に頷く
< 72 / 76 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop