秘密で子育てしていたら、エリート外科医が極上パパになりました
初めて見る巨大な動物たちに大興奮した晴馬は、園内を一周する頃には疲れて眠ってしまった。バギーに乗ってすやすやと寝息を立てている。
夕方に近づくにつれ、人も少なくなってきた。園から駐車場まで続く緑豊かな道を、私たちはのんびりと歩く。
「茜音。今日一日、俺、パパらしくできてた?」
涼晴がそんなことを尋ねてくる。もしかしたら、初めての父親という大役に、人知れず緊張していたのかもしれない。
「うん。とってもパパらしかったよ」
「そうか。よかった」
涼晴はバギーを押しながらホッと息をつく。
「そういえば、晴馬を肩車しているときに写真を撮ったんだよ」
涼晴は案の定、ぎょっとした顔をする。
彼はなぜかとびきり写真写りが悪いのだ。
以前、病院のウェブサイトに上がっていた医師紹介の写真を見て、お腹を抱えて笑ってしまったくらいだ。普段はこんなに格好いいのに、二次元に納めようとするとどうしてこうなっちゃうのだろうと。
本人もそのことを気にしているようで、写真は進んで撮りたがらない。だからこそ隠し撮りしたのだ。
「……まぁ、晴馬の写真は必要だよな」
どうやら観念してくれたようで、沈痛な面持ちで頷いた。
夕方に近づくにつれ、人も少なくなってきた。園から駐車場まで続く緑豊かな道を、私たちはのんびりと歩く。
「茜音。今日一日、俺、パパらしくできてた?」
涼晴がそんなことを尋ねてくる。もしかしたら、初めての父親という大役に、人知れず緊張していたのかもしれない。
「うん。とってもパパらしかったよ」
「そうか。よかった」
涼晴はバギーを押しながらホッと息をつく。
「そういえば、晴馬を肩車しているときに写真を撮ったんだよ」
涼晴は案の定、ぎょっとした顔をする。
彼はなぜかとびきり写真写りが悪いのだ。
以前、病院のウェブサイトに上がっていた医師紹介の写真を見て、お腹を抱えて笑ってしまったくらいだ。普段はこんなに格好いいのに、二次元に納めようとするとどうしてこうなっちゃうのだろうと。
本人もそのことを気にしているようで、写真は進んで撮りたがらない。だからこそ隠し撮りしたのだ。
「……まぁ、晴馬の写真は必要だよな」
どうやら観念してくれたようで、沈痛な面持ちで頷いた。