秘密で子育てしていたら、エリート外科医が極上パパになりました
おもむろに尋ねてみると、兄は生姜焼き弁当をぱくつきながら「さぁ、今はいないんじゃないか?」と曖昧に答えた。
私が涼晴さんに興味を持っていることに気づいたのかもしれない、ちらりとこちらを覗き込み、さりげなく念を押す。
「あいつはやめとけ。昔から異常にモテるし、お前みたいな子どもは相手にしない」
「わ、わかってるし……そんなつもり、ないし……」
強がりながらも、内心へこんだ。もしかして、兄の世代から見て、私ぐらいの年齢の女の子って眼中にないほど子どもなのだろうか。
「お兄ちゃんから見て、二十五歳の女の子ってどう?」
兄と涼晴さんは同じ年なわけだし、女性に対する感覚はそう違わないはずだ。
三十歳の男性は二十五歳の女性を恋愛対象として見ることができるのか――縋るような気持ちで尋ねてみる。しかし――。
「ガキ」
きっぱりと言い切られ、私は二の句を告げなくなった。
「とくにお前を見ているとそう思う。ガキだなって」
「そ、それは、私が妹だからでしょ! 一般的にどうかって聞いているの! たとえば、会社でかわいい二十五歳の女の子にアプローチされたら、どうする?」
私が涼晴さんに興味を持っていることに気づいたのかもしれない、ちらりとこちらを覗き込み、さりげなく念を押す。
「あいつはやめとけ。昔から異常にモテるし、お前みたいな子どもは相手にしない」
「わ、わかってるし……そんなつもり、ないし……」
強がりながらも、内心へこんだ。もしかして、兄の世代から見て、私ぐらいの年齢の女の子って眼中にないほど子どもなのだろうか。
「お兄ちゃんから見て、二十五歳の女の子ってどう?」
兄と涼晴さんは同じ年なわけだし、女性に対する感覚はそう違わないはずだ。
三十歳の男性は二十五歳の女性を恋愛対象として見ることができるのか――縋るような気持ちで尋ねてみる。しかし――。
「ガキ」
きっぱりと言い切られ、私は二の句を告げなくなった。
「とくにお前を見ているとそう思う。ガキだなって」
「そ、それは、私が妹だからでしょ! 一般的にどうかって聞いているの! たとえば、会社でかわいい二十五歳の女の子にアプローチされたら、どうする?」