秘密で子育てしていたら、エリート外科医が極上パパになりました
「茜音ちゃん、すごくおいしいよ」

涼晴さんが褒めちぎってくれるものだから、顔が熱くなってくる。

「涼晴さんのハンバーグもすごくおいしい」

「やっぱり料理は人に食べてもらわないと、張り合いがないよな」

そう言って自分の作ったハンバーグを食べ「よかった、これなら茜音ちゃんに食べさせられる」とホッとした顔をする。

食事を終えると、涼晴さんは私にカフェラテを淹れてくれた。甘いものは別腹だよね?と言ってかわいらしいクッキーも。

私がソファに座ってひと休みしている間に、彼はうしろのキッチンで手早く洗い物を済ませる。

もちろん、洗い物くらい私がしますと手を挙げたのだけれど、お客さんなんだから座っていなさいと言って聞いてくれなかった。

「……急に押しかけてきて、迷惑でした?」

連絡先を知らないから、アポイントもなし。うざいって思われても仕方がないかも、と少しだけ後悔している。

今さら不安がって尋ねる私に、洗い物を終えた涼晴さんが、タオルで手を拭きながら苦笑した。

「今度お弁当を作ってきてくれるときは連絡ちょうだい」

彼が私のすぐうしろにやってきて、ソファの背もたれに肘をつく。

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