身ごもりましたが、結婚できません~御曹司との甘すぎる懐妊事情~
いったい柊吾がなにを言い出したかわからず凛音は口ごもる。
すると大きなため息が聞こえ、同時に凛音の手から素早く写真集が取り上げられた。
「いつ誰と行ったんだ? 俺以外の男と……お、おい、どうしたっ。凛音?」
写真集を取り上げられたと同時に凛音は勢いよく立ち上がり、柊吾の首にひしとしがみついた。
「な、なんだ、いきなり」
突然のことに柊吾は一瞬バランスを崩して体をのけぞらせた。
椅子も大きく揺れあやうく転げ落ちそうになったが、どうにか凛音の体を抱き留めた。
「凛音、突然どうしたんだ」
ホッと息を吐き出し、柊吾は凛音の背中に腕を回した。
凛音から柊吾に抱きつくのは珍しい。
もともと感情の振り幅が少ないうえに柊吾に対してはわがままを言わないように気を使っている。
その凛音が突然胸に飛び込んできたのだ、柊吾からは荒々しさが消え、変わって嬉々とした表情が浮かんだ。
「会社でトラブルでもあったのか? あ……俺が他の男と……なんて言ったから怒ったのか? いや、それはまあ、本気でそんなこと思ってない。色々想像して気持ちが高ぶったというか……悪かったな」
「トラブルなんてないです」
すると大きなため息が聞こえ、同時に凛音の手から素早く写真集が取り上げられた。
「いつ誰と行ったんだ? 俺以外の男と……お、おい、どうしたっ。凛音?」
写真集を取り上げられたと同時に凛音は勢いよく立ち上がり、柊吾の首にひしとしがみついた。
「な、なんだ、いきなり」
突然のことに柊吾は一瞬バランスを崩して体をのけぞらせた。
椅子も大きく揺れあやうく転げ落ちそうになったが、どうにか凛音の体を抱き留めた。
「凛音、突然どうしたんだ」
ホッと息を吐き出し、柊吾は凛音の背中に腕を回した。
凛音から柊吾に抱きつくのは珍しい。
もともと感情の振り幅が少ないうえに柊吾に対してはわがままを言わないように気を使っている。
その凛音が突然胸に飛び込んできたのだ、柊吾からは荒々しさが消え、変わって嬉々とした表情が浮かんだ。
「会社でトラブルでもあったのか? あ……俺が他の男と……なんて言ったから怒ったのか? いや、それはまあ、本気でそんなこと思ってない。色々想像して気持ちが高ぶったというか……悪かったな」
「トラブルなんてないです」