身ごもりましたが、結婚できません~御曹司との甘すぎる懐妊事情~
サイドテーブルの小さな灯りがぼんやりと照らす寝室に、凛音と柊吾の吐息と濡れた音が響いている。
ベッドのスプリングが上下する音も混じり、室内の温度はこの半時間で確実に上昇した。
「んっ……」
「……ここが気持ちいいんだよな」
「ちがっ……ん」
胸をわしづかみにされ思わずあげた凛音の声は、柊吾の唇にのまれた。
まるで食い尽くすようなキスに、凛音は体をのけぞらせ大きく震えた。
ふたりがベッドになだれ込んでからすでに一時間近く。
その間、何度も達した凛音は息も絶え絶えで今にも力尽きそうだ。
「言っただろ……時間無制限だって。……逃げるな、これからもっと気持ちよくしてやる」
強い刺激に耐えられそうもなくベッドの上部に体を逃がそうとする凛音を、柊吾は腰を掴んで引き戻した。
「まだまだだ」
「やあっ」