身ごもりましたが、結婚できません~御曹司との甘すぎる懐妊事情~
凛音は視線を泳がせ黙り込んだ。
「ああ、もう。壬生課長もこんなときに北海道なんて、間が悪いっていうかなにしてるんだか。それに私は壬生課長とちゃんと話しなさいってずっと……それに何度も今のままじゃだめだって言ってきたのに。事情とかなんとか言ってる場合じゃないでしょ」
凛音の足もとに膝をついたまま、史緖はぶつぶつ文句を口にする。
「そ、そうだね……。わかってるんだけど」
鋭いところを突かれ、凛音は口ごもる。
「心配してもらってばかりでごめんね。柊吾さんだって私が妊娠したって聞いたら困るだろうってわかってるんだけど」
凛音の妊娠を知り困り果てる柊吾の顔を想像し、凛音は椅子の上でしゅんと体を小さくした。
その様子を見た史緖はまずいという顔をし、凛音の膝に体を寄せぶんぶんと頭を振った。
「あ、あ。違うって。壬生課長が困るわけないよ……いや、あるか。妊娠した凛音を心配しすぎで困り果てるというか……あ、ごめんごめんそんな顔しなくても大丈夫」
史緖は落ち込む凛音に苦笑し、それまでと違う柔らかな眼差しで凛音を見つめた。
「ああ、もう。壬生課長もこんなときに北海道なんて、間が悪いっていうかなにしてるんだか。それに私は壬生課長とちゃんと話しなさいってずっと……それに何度も今のままじゃだめだって言ってきたのに。事情とかなんとか言ってる場合じゃないでしょ」
凛音の足もとに膝をついたまま、史緖はぶつぶつ文句を口にする。
「そ、そうだね……。わかってるんだけど」
鋭いところを突かれ、凛音は口ごもる。
「心配してもらってばかりでごめんね。柊吾さんだって私が妊娠したって聞いたら困るだろうってわかってるんだけど」
凛音の妊娠を知り困り果てる柊吾の顔を想像し、凛音は椅子の上でしゅんと体を小さくした。
その様子を見た史緖はまずいという顔をし、凛音の膝に体を寄せぶんぶんと頭を振った。
「あ、あ。違うって。壬生課長が困るわけないよ……いや、あるか。妊娠した凛音を心配しすぎで困り果てるというか……あ、ごめんごめんそんな顔しなくても大丈夫」
史緖は落ち込む凛音に苦笑し、それまでと違う柔らかな眼差しで凛音を見つめた。