身ごもりましたが、結婚できません~御曹司との甘すぎる懐妊事情~
「今から岡崎さんを苑花の店に送ってもらえるかな?」

悪い予感は的中し、凛音はそれからすぐに退社の準備を整え、島田が待つ車に乗り込んだ。
扉が閉まる直前。

『苑花には夕食も用意しておくように言ってあるから、ゆっくり楽しんでおいで』

わざわざ地下駐車場にまで見送りに来た瑞生が言い放った言葉が理解できず、美容院に向かう車の中で、その意味ばかりを考えていた。
 
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