身ごもりましたが、結婚できません~御曹司との甘すぎる懐妊事情~
凛音が着ているのはウェストから広がるスカート部分にたっぷりとレースが使われているプリンセスラインのドレスだ。
胸元にはいくつものパールがちりばめられている。
これは、素敵なドレスばかりで目移りし、なかなか決められない凛音を見かねて柊吾が選んだドレスで、凛音によく似合っている。
「お色直しのオレンジ色のドレスは百パーセント俺好みだから、それも楽しみだな」
会場に向かいながら、柊吾は弾む声で話し続けている。
この日を誰よりも楽しみにしていたのは柊吾で、朝から緊張感もなく絶えず笑みを浮かべてスケジュールをこなしている。
今も披露宴がよほど楽しみなのか、会場に向かう足取りは軽やかで凛音の様子を確認する視線はいつもにも増して甘い。
「こちらでしばらくお待ちください」
会場の前に着くと、インカムをつけた宴会担当の女性からしばらく待つよう指示された。
凛音は柊吾の腕に手をからめ、緊張をほぐすように小さく息を吐き出した。
「柊吾」
そのとき、ふたりの背後から馴染みのある声が聞こえた。
「瑞生、間に合ったのか」
振り返ると、瑞生が小走りでふたりのもとへ向かっている。
胸元にはいくつものパールがちりばめられている。
これは、素敵なドレスばかりで目移りし、なかなか決められない凛音を見かねて柊吾が選んだドレスで、凛音によく似合っている。
「お色直しのオレンジ色のドレスは百パーセント俺好みだから、それも楽しみだな」
会場に向かいながら、柊吾は弾む声で話し続けている。
この日を誰よりも楽しみにしていたのは柊吾で、朝から緊張感もなく絶えず笑みを浮かべてスケジュールをこなしている。
今も披露宴がよほど楽しみなのか、会場に向かう足取りは軽やかで凛音の様子を確認する視線はいつもにも増して甘い。
「こちらでしばらくお待ちください」
会場の前に着くと、インカムをつけた宴会担当の女性からしばらく待つよう指示された。
凛音は柊吾の腕に手をからめ、緊張をほぐすように小さく息を吐き出した。
「柊吾」
そのとき、ふたりの背後から馴染みのある声が聞こえた。
「瑞生、間に合ったのか」
振り返ると、瑞生が小走りでふたりのもとへ向かっている。