LOVEPAIN⑥
ナツキと過ごしたクリスマスイブからのその72時間の三日間は、本当に針のむしろのような生き地獄だった。
あのセックスの後のナツキは、
いつものナツキで私に優しかったのだけど、
いつ、またナツキを怒らせてしまうんじゃないかってずっと怖かった。
‘ーー俺は、迷わず広子の事包丁でぶっ刺すと思うーー’
本気で、殺されるんじゃないのか、って。
一緒に居たその三日間、ナツキが私を抱いたのは、その一度きりだった。
夜寝る時も私はベッドで眠るが、ナツキは3晩ともテレビを見ながらソファでそのまま眠っていた。
抱かれるだけじゃなく、あの後キスをされる事も無かった。
それが逆に妙に怖くて。
時間は沢山有ったのに、ナツキの体調の事も、仕事の事も訊けなかった。
それが地雷になるのが怖くて。
あのセックスの後のナツキは、
いつものナツキで私に優しかったのだけど、
いつ、またナツキを怒らせてしまうんじゃないかってずっと怖かった。
‘ーー俺は、迷わず広子の事包丁でぶっ刺すと思うーー’
本気で、殺されるんじゃないのか、って。
一緒に居たその三日間、ナツキが私を抱いたのは、その一度きりだった。
夜寝る時も私はベッドで眠るが、ナツキは3晩ともテレビを見ながらソファでそのまま眠っていた。
抱かれるだけじゃなく、あの後キスをされる事も無かった。
それが逆に妙に怖くて。
時間は沢山有ったのに、ナツキの体調の事も、仕事の事も訊けなかった。
それが地雷になるのが怖くて。