LOVEPAIN⑥
部屋で一人、大晦日のこの日に一人で居ると、
本当に孤独を感じてしまう。
相変わらずつけっぱなしのテレビでは、
ひっきりなしに笑い声が聞こえて来て、
それが余計に私を孤独にさせる。
時刻は、もうすぐ22時になろうとしている。
今年も、後2時間。
そんな時、部屋の鍵が開く音がして、
扉が開く。
姿を現した涼雅を見た瞬間、
涙が出そうな程に嬉しかった。
「涼雅!」
思わず、立ち上がってしまう。
もし、涼雅が異性じゃなければ、
こんな日に会えた喜びで抱き着いていたかもしれない。
本当に孤独を感じてしまう。
相変わらずつけっぱなしのテレビでは、
ひっきりなしに笑い声が聞こえて来て、
それが余計に私を孤独にさせる。
時刻は、もうすぐ22時になろうとしている。
今年も、後2時間。
そんな時、部屋の鍵が開く音がして、
扉が開く。
姿を現した涼雅を見た瞬間、
涙が出そうな程に嬉しかった。
「涼雅!」
思わず、立ち上がってしまう。
もし、涼雅が異性じゃなければ、
こんな日に会えた喜びで抱き着いていたかもしれない。