空の色

心臓移植

その日は突然にきた。

瀬野先生が走ってきて、病室のドアをノックせずに開けた。

瀬野先生「なみ!今から移植する!絶対に絶対に助けるからな!!」
と言い、私を抱きしめた。

そこからは、バタバタと看護師さんが準備をしていき、気づいたら手術室にいた。

麻酔科の先生と軽くお話しししてたら、眠くなってきて、気づいたらベッドの上だった。

私は酸素マスクと、いろんな管に繋がれていた。ぼーっと天井を見ていたら、

コンコン...

瀬野先生「お疲れ様。手術成功だよ。痛いところはない?」

なみ「うん...」

瀬野先生「今はゆっくり休んで。」
といい、点滴に薬を追加で入れていた。

私は、また瞼が重くなってきた。 


瀬野先生「よかった...」
瀬野先生は小さくつぶやき並の頭を撫でた。

コンコン、、、、
ガラガラ、、、

ひょこっと顔を出したのは大輔だった。
大輔「あ、お疲れ様です!あ、、、なみまだ寝てますか?」

瀬野先生「さっき、ちょっと起きたけど、もう少し寝てもらった。」

大輔「そうですか、また起きたら来ます。でも、本当よかった…。やっぱり、先生には敵わないですね」
そう言って病室を出て行った。








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