ここは会社なので求愛禁止です! 素直になれないアラサー女子は年下男子にトロトロに溺愛されてます。
 ギュッと手を握り立ち上がる松田に、もちろん意味は分かっている。無言で松田に寄り添い寝室まで手を引かれ、二人でドサっとベットに倒れ込んだ。

「今日のワンピースすっごく似合ってます、でも汚れちゃうといけないから脱がしちゃいますよ?」

「い、いいわよ……」

 スルリとスカートの下から松田の熱い手のひらが太腿を撫でる。いつの間にか脱がされ肌が露わになり恥ずかしくて手で隠すが一瞬で手を剥がされた。

「真紀……この下着めっちゃ可愛い、似合ってます」

 誠と一緒に買い物をしたときに買った黒の下着を今日はつけていた。

「恥ずかしいからあんまり見ないでっ、んっ……ふっ……」

 松田の舌が容赦なく私の舌を捉えては絡みつく。ゆっくりと上顎をなぞられ身体がゾワゾワとする。
流れ入ってくる彼の唾液は媚薬のように私の身体に流れ込み身体を熱くさせ、無意識に私は膝を擦り合わせていた。

 熱い視線の松田と目が合い心臓が騒めきだす。
 シュッとネクタイを外す仕草が色っぽく目が逸らせない。

「なーに見てんの?」

「み、見てないわよっ! んぅ……あっ……」

 松田の柔らかい唇が唇から首、首から胸へと移動し私の身体は松田によって溶かされた。

「っつ……真紀ッ……好きだ」

 私は彼の気持ちが良くて苦しそうに出す甘い声が好きだ。

「ああっ……んんっ……私もッ……すっ、ンァ……好きッ」

「っつ……真紀の好きってっ……くっ……ヤバい、嬉しすぎ」
< 230 / 232 >

この作品をシェア

pagetop