強面お巡りさんはギャルを愛しすぎている
脱衣所に案内され、お風呂を借りることになった。なんだか変な感じだ。ずっと補導だなんだと追いかけ回して来たお巡りさんの家でお風呂を借りるだなんて。
「おい」
「ひゃ、ひゃいッ!」
服を脱ぎ終わると小鳥遊さんがドア越しに話しかけてきた。ビックリして思わず声が裏返ってしまった。
もしかして「警察官だって狼なんだぞ」とか言って襲ってくるのかもしれない。
(ちょっと顔は好みだけど、でもそんなのだめっ!)
まだそういうことは未経験だった私は怖くなりタオルで前を隠し身構えていた。が、扉は開くことはなかった。
「服、洗濯しておけ。乾燥もできるから」
「へ……は、はい」
(何勘違いしているんだアタシッ! 超ハズイやつじゃんッ)